日本生まれの占い、気学

日本独自の占いが合うのをご存じでしょうか?
日本ではポピュラーな占いなのです。それは九星気学という占いです
皆さんも一白水星とか二黒土星とか耳にしたことがありませんか

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気学って、どんな占い?

大正の時代の終わり頃に園田真二郎という方位占術師が、

以前からあった九星術を元に考案されたと言われております。

考案するに当たり、国会図書館に赴き色々と研究されたようです。

一説によりますと奇門遁甲の考えなども取り入れたとか・・・。

園田真二郎師が何を元に考案されたかはともかく、

日本発祥のこの気学は大変人気があり、

神社などで暦を購入すると、

九星気学による方位や運勢などが載っております。

命の占いとしても使用されますが、

相の占いとしての開運術の使用法が一般的でしょうか。

旅行をするとき、どちらの方位に行けば良いか

引っ越しをするときに、どちらの方位に行けば開運出来るか

家の形は悪くないか

などを占うことができます。

お水取り」といって、

吉方向に行ってお水をいただくことで開運をする方法

お砂取り」といって、

吉方位の砂を持ち帰ることで、凶事を防ぐ事をしたりします。

神社仏閣の参拝も効果がある日時、方位を気学で探り参拝を行うと

願いが叶うと言われております。

ちょっと変わった方法ではお花を買うときに

吉方位を調べ、その方位の花屋で花を買い部屋に飾ることで

開運をするという方法もあります。

開運法としてのこの占いは日本では大変人気が高いのです。

九星についての説明

九星気学は9の星を使います。

一白水星

二黒土星

三緑木星

四碧木星

五黄土星

六白金星

七赤金星

八白土星

九紫火星

それぞれの定位(定められた位置)がありまて、

図のようになります。

これは、魔方陣から作られた物です。

魔方陣とは、縦、横、斜めどの方向からたしても15になるもので、

この魔方陣に九星を当てはめております。

ちなみに、下が北、上が南、左が東、右が西を表し

季節は下が冬、左が春、上が夏、右が秋を表しています。

下の八、一、六は白色,冬の雪の色です。

春の位置の三,四は葉の緑。

南の九は太陽が最も高く上がる位置で最も高貴な紫色を配置しております。

西の七は夕日の赤色。

真ん中の五には黄色を置き、

南西の方向は残暑が残る季節の変わり目で、

紫が更に濃くなった色として黒を置きました。

一は最も低い位置に水がたまることから水の星

三、四は春なので木の星

六、七は秋で実りを表す金の星

九は太陽の表す火の星

二、五、八は季節の変わり目を表す土の星になります。

三、四、九が春と夏で陽ならば

六、七、一が秋と冬で陰になり

その境界を二、五、八の土の星が陰と陽を分けています。

簡単に言うと陰陽五行を魔方陣に取り入れた物なのです。

年月日時によってこの九星が動き、その位置によって占いを行います。

独学でも習得しやすい占い?

気学では凶殺という凶方位を見ていきます。

凶殺は主に七つあり

五黄殺  五黄土星が位置する方位

暗剣殺  五黄土星が位置する対局(反対側)の方位

歳破   その年の十二支が位置する対局の方位

月破   その月の十二支が位置する対局の方位

日破   その日の十二支が位置する対局の方位

本命殺  自分の本命星(生まれ年の星、十二支)が位置する方位

本命的殺 自分の本命星が位置する対局の方位

です。

特に五黄殺、暗剣殺、歳破が強い凶意で、

次に月破になります。

凶が重なることを避けるように使用していきます。

例えば五黄殺と月破が重なる方位などがあればその方位は使用を避けます。

凶意が重なると二倍どころでなく二乗に値すると言われております。

凶方位を避けることで運気を落とさないようにするのです。

九星気学は人気がある占いですので

九星気学を習得されておられる占い師が多く

また書籍も数多いのが特徴です。

これから占いを学んでみようと考えられている方は

気学に関する書籍が多いので

ある程度までは独学でも習得可能です。

しかし、いろいろな作法やお砂取りなどの開運法などは

書籍では十分な知識を得られないでしょう。

本格的に習得したいのならば、

誰か占い師について学ばれることをお勧めいたします。

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